旧・悠久の大陸 17

(執筆日:2008年01月27日)

 エルクの指が、第一関節まで入った。龍介は微動だにできないまま、我慢して受け入れてしまうしかなかった。催淫の粉で身体が変になってしまった今、逃げてみたところで何の解決にもならない。
 こんなこと、嫌で嫌でたまらないのに、変な粉のせいで身体はエルクの行為を悦びはじめている。心と身体がバラバラの板ばさみ状態の中で、龍介は必死で耐えていた。
 エルクの指がさらに深く入ってくる。慣らそうとするかのように抜き差しされ、龍介はもう本当に耐えたくなかった。
「もう、やめてくれ……」
 懇願した。
「もうやだ。こんなの……」
 涙が頬を伝った。
 しゃくりあげる龍介をエルクは無言で眺めたが、行為をやめる様子はない。むしろ泣きながらも必死で耐える姿が逆にそそるようで、動きが性急になりはじめる。指を引き抜き、全裸になり、エルクは龍介の足を持ち上げた。
「んあぁぁぁぁ……」
 龍介の体内に熱い塊が押し込まれてきた。内蔵を直接さわられているような気分に陥り、龍介は気持ち悪くなった。エルクが腰を引こうとすると、龍介は慌てる。
「うご……うご、かないでっ……」
「なに言ってんだよ。セックスは動くもんだろ」
「ダメ……無理。無理っ……」
 助けを求めるように龍介がもがいても、エルクは容赦なく腰を引いた。再び体内を割り裂かれる。
「うあぁぁっ!」
「ゆっくり深呼吸してろ。何も考えるな」
 言われるまま龍介は深呼吸を繰り返した。その間、エルクは動くのをやめて待つ。深呼吸のおかけで一瞬気が緩んだ隙を見計らい、エルクはいきなり突き上げてきた。
「ああぁっ!」
 悲鳴をあげる龍介の様子を見ながら、エルクは両足を抱えなおし、さらに深くつながってきた。

つづく