旧・悠久の大陸 15

(執筆日:2008年01月27日)

 苦痛に耐えながら待ち続け、やがて三十分経過したのかエルクが戻ってきた。
 龍介はもうすっかり何も考えられなくなり、エルクの操る蔓にベッドの上まで運ばれても逃げようとしなかった。
 顔を覗き込んできたエルクに囁きかけられる。
「今の気分は?」
「……サイアク」
 龍介はぐったりとベッドに沈み込んだまま、苦しげな呼吸を繰り返す。そらす喉が艶かしく、催淫の粉の威力は破壊的だった。服を脱がそうとエルクが肌に触れると、龍介がビクッとする。
「あっ」
「どした?」
 意地悪くエルクが問いかける。落ち着かない気分のまま、龍介は目をそらした。
「べ、別に。なんでも」
 異様なほど身体が熱かった。乱れる呼吸を止められない。首筋にエルクの唇が埋まり、龍介は思わず首をすくめた。
「……いやだ」
 目に涙がにじむ。けれど押しのけようとする腕には力が入らない。服を脱がされ、エルクの指先が胸の突起に触れる。すっかり過敏になっていた龍介は、そんな風にされてももう逆らえなかった。
「なんか急に色っぽくなったな」
 楽しげな声が龍介の鼓膜をくすぐる。舌先が耳に入ってきて、龍介は慌てた。
「あっ、やぁっ」
 ビクビクッと反応する龍介が、エルクには面白かったようだ。指先で遊ぶように乳首をいじり、身体のあちこちを愛撫して追い上げてくる。
 きわどい衣装のパンツに手が伸びてくると、龍介はひっと喉を鳴らした。
「やだっ、やだよ、これ以上はやだっ」
「往生際悪すぎだぞ。もういいかげん観念しろ」
 パンツを取り除かれると、すっかり反応している股間のものが先走りの蜜を溢れさせていた。

つづく