ベッド

シーツの上でうつ伏せて眠る彼を眺めながら、俺は煙草に火をつけた。

白い煙が天井に向かって昇っていく。

今頃彼はどんな夢を見てるのか。

ついさっきまで睦まじい時間を過ごしたばかりだ。

明日からは教師と生徒という関係になる。

どんな顔で会えばいいのだろう。

思わず苦笑した。